「紘哉さん、相手は子供なんだからもう少し穏便に……」 「ぐっ……」 紘哉はふいっと隼美から顔をそらす。 そして小声で「これだから子供は嫌いなんだ」とブツブツ言っていた。 恐らく彼と隼美は分かち合うことができないだろう、と羽兎は思った。 そして彼女は再び隼美と向き合う。 「ねぇ、はーちゃんは今日は何してたの?」 羽兎の問いに隼美は、小さな手を頬っぺたにちょこんと当てながら考え始めた。