絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-

圭「何で?…」

少し真顔で聞いてくる…恋弥も拓真も真顔だ…


莉音と泉美に至っては不安そうな顔をしている…



愛「…長引くかもしれないし…」

恋「…そうか、何かあったら言え」

愛「わかってるよ、」




こういう時少し困る…心配されるのは嬉しいけど…巻き込みたくないしアタシの問題だ、嘘をついてしまったアタシは最低なのだろうか…



泉「んじゃ、一応連絡はしてね?…」

愛「わかったよ」






担任が来て出席をとり各自持ち場へ向かったみたいだ……学際の始まり…





始まって30分…


『お姉ちゃーん!!』

愛「良く来れたね、ほら愉快な仲間達だよ(苦笑)」


拓「俺らかよ(笑)」

『初めまして…妹の恋奈です』

泉「初めまして、泉美って言います☆」

莉「アタシ莉音だよ!!」

圭「圭斗って言うよ☆恋奈ちゃん愛羅と似てない(笑)」

拓「俺拓真、愛羅にこんな可愛い妹がいたなんて(笑)」

愛「オマエらホント失礼だな!!あ、こいつは…」
恋「恋弥だ、」

愛「普段無口なのに珍しいな(苦笑)」

『じゃあ、アタシ友達と一回りしたら帰るから!!』

愛「わかったよ、気を付けて」


妹は頭を下げ教室を出て行った



泉「恋奈ちゃんって愛羅と正反対って感じだね(笑)」

拓「不良じゃなく礼儀正しい子で女の子って感じ(笑)」

愛「不良で女らしくなくて悪かったな(怒)」

圭「あーあ、拗ねたよ(笑)」



『あははっはは(笑)』




そしてアタシ達は先輩のとこに顔を出して体育館に行った、皆アタシが気になるみたいでなかなか離れてくれないので、ここでバンドが見たいと言いみんなが騒いでいるうちにアタシはこっそり出て行った




体育館に入る前に聖夜からメールがきていた…