暗闇にのまれた京の街


少女が1人うごめく影のみ。






(どぉしよぅ?

ここまで来たのはいいけど、行く宛もないし
体力ももう限界……。

てゆうか
第一、ここ、どこ?)




頭がくらりと揺れる。
もうどうにでもなれ、と少女は意識を手放した。