「大切だったんだ。母さんも、永都のことも。だからこそ、遠ざけた。僕が死んでしまっても、悲しまないように。僕のことなんて、はやく忘れてほしいと思った。だから、僕は家を出た。
だけど、僕のことを忘れて、永都だけを見つめる母さんが、憎いと思ってしまった。わかってる。母さんがどんな想いで僕を育ててきたのか、わかってる。だからこそ、母さんの心が壊れたときは、憎む以外にどうしたらいいのかわからなかったんだ」
ネオはまるであたしにしがみつくように、強くあたしの体を抱きしめながら言葉を紡いだ。
「ただ、大切だったのに……どうして僕は、憎むことでしか生きられないんだろう…」
痛いくらいに
ネオの悲しみがあたしの心を締め付ける。
だけど、僕のことを忘れて、永都だけを見つめる母さんが、憎いと思ってしまった。わかってる。母さんがどんな想いで僕を育ててきたのか、わかってる。だからこそ、母さんの心が壊れたときは、憎む以外にどうしたらいいのかわからなかったんだ」
ネオはまるであたしにしがみつくように、強くあたしの体を抱きしめながら言葉を紡いだ。
「ただ、大切だったのに……どうして僕は、憎むことでしか生きられないんだろう…」
痛いくらいに
ネオの悲しみがあたしの心を締め付ける。

