甘い旋律で狂わせて

いくつもの光が、あたしたちのいる場所を照らしだす。


目さえも開けられないほどに、眩いその光は

まるでこちらを睨んでいるみたいだ。



ここに立つ者を試し、そして何かを問いかける。



その偉大な光に、飲みこまれそうになる。




客席からここを見るよりもずっと、この場所は眩い。



「こんな場所に、永都は立っていたんだな」



光を見上げながら、ネオはそう声を漏らした。


その横顔は、遠いどこかを眺めていた。