甘い旋律で狂わせて

「やっぱり、あなたには光が似合う」



あたしの声が、静寂を破った。


途端にイスから立ち上がる音が激しく響き、ネオは驚いたように客席のあたしを見つめた。



「花音…!?どうして……」



激しく動揺しているのか、ネオは目を見開く。



こんなに、懐かしく思うものだろうか。



ほんの少しの間会わないだけで、こんなにも懐かしくて心が躍る。


ネオの頬に、触れたい衝動に駆られる。



「ネオ、ここから見えるあなたは、光り輝いているよ」



無数のスポットライトに照らされているネオは、たくさんの光に包み込まれていた。