甘い旋律で狂わせて

「薫さん。あたし……ネオに会いに行きます。二人で、過去を乗り越えたいから……」



想いを言葉にして、薫さんに伝えた。


すると、薫さんは優しい笑みを浮かべ、ゆっくりと頷いた。




今度こそ、過去と向き合いたい。


ネオと一緒に、過去と向き合いたい。



そう、決意したんだ。




「今ネオがいる場所に、連れて行ってあげるわね」



薫さんはそう言って、またハンドルを握った。