「感謝しなきゃいけないんだよ、永都には。
もう命のタイムリミットが迫っていた僕に、“これ”を譲ってくれたんだから」
ネオは抑揚のない声で、淡々とあたしにそう言った。
「もしあの日、永都が事故に遭わなければ、きっと僕は心臓移植が間に合わずに死んでた。
逆に言えば、永都が死んだからこそ、僕は生きながらえたわけだけどね」
つりあがるネオの薄気味悪い微笑に、手の震えは収まることを知らなかった。
それどころか、むしろ恐怖に近い感情があたしを襲った。
もう命のタイムリミットが迫っていた僕に、“これ”を譲ってくれたんだから」
ネオは抑揚のない声で、淡々とあたしにそう言った。
「もしあの日、永都が事故に遭わなければ、きっと僕は心臓移植が間に合わずに死んでた。
逆に言えば、永都が死んだからこそ、僕は生きながらえたわけだけどね」
つりあがるネオの薄気味悪い微笑に、手の震えは収まることを知らなかった。
それどころか、むしろ恐怖に近い感情があたしを襲った。

