何も感じたくない。


何も考えたくない。



これ以上に、ネオを想って苦しみたくない。



あたしは、あまりに重すぎるものを背負ってしまったのかもしれない。




――頭の中が混乱したまま



ようやく足が辿りついた場所



それは



あのバーだった。