「薫さん。あたし、どういう意味がわからないです。最初からすべて話してください」
あたしは薫さんの隣にこしかけ、そう言った。
「花音さん……」
「あたしは全て覚悟ができています。ずっと、永都先生のことを忘れられなかったあたしを、ネオさんは愛してくれたから…。全部、受け止めたいって思ってるんです」
そう言って、薫さんの手を握った。
薫さんは驚いたような顔を見せたけれど、少し悲しげに視線を下に向けた。
「花音さん…。覚悟はできてるといっても、きっと何も知らないままネオから離れることが、あなたにとって一番いいことだと私は思うのよ」
ドクンと、心臓が高鳴った。
そんなにも、本当のネオを知ることは、あたしを傷つけることなんだろうか……。
薫さんがここまで怯えたような顔をするんだから、本当にそうとうな覚悟が必要なのかもしれない。
だけど――……
あたしは薫さんの隣にこしかけ、そう言った。
「花音さん……」
「あたしは全て覚悟ができています。ずっと、永都先生のことを忘れられなかったあたしを、ネオさんは愛してくれたから…。全部、受け止めたいって思ってるんです」
そう言って、薫さんの手を握った。
薫さんは驚いたような顔を見せたけれど、少し悲しげに視線を下に向けた。
「花音さん…。覚悟はできてるといっても、きっと何も知らないままネオから離れることが、あなたにとって一番いいことだと私は思うのよ」
ドクンと、心臓が高鳴った。
そんなにも、本当のネオを知ることは、あたしを傷つけることなんだろうか……。
薫さんがここまで怯えたような顔をするんだから、本当にそうとうな覚悟が必要なのかもしれない。
だけど――……

