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「また来てくださったのね。本当に嬉しいわ」
永都先生のお姉さん――薫さんは、そう言ってほほ笑みながら、あたたかい紅茶をカップに注ぎ入れた。
「すみません、また急に押しかけてしまって」
あたしは頭を下げて、ソファに腰を下ろした。
――ネオを残したまま、衝動的な思いでまたこの家を訪れてしまった。
この前来たばかりだというのに、薫さんは嫌な顔ひとつせずに、あたしをあたたかく迎え入れてくれた。
「私、この家でひとりきりでしょう。けっこう寂しい思いをしてるから、こうやって訪ねてきてくれると本当に嬉しいのよ。いつでも遠慮なく、ここに来てね」
薫さんはやわらかくほほ笑みながら、カップに口をつけた。
その視線の先には、この前見せてもらった永都先生とネオの写真があった。
二人が並んで映るその写真は、大切そうにガラスの写真立てに入れて飾られている。
「また来てくださったのね。本当に嬉しいわ」
永都先生のお姉さん――薫さんは、そう言ってほほ笑みながら、あたたかい紅茶をカップに注ぎ入れた。
「すみません、また急に押しかけてしまって」
あたしは頭を下げて、ソファに腰を下ろした。
――ネオを残したまま、衝動的な思いでまたこの家を訪れてしまった。
この前来たばかりだというのに、薫さんは嫌な顔ひとつせずに、あたしをあたたかく迎え入れてくれた。
「私、この家でひとりきりでしょう。けっこう寂しい思いをしてるから、こうやって訪ねてきてくれると本当に嬉しいのよ。いつでも遠慮なく、ここに来てね」
薫さんはやわらかくほほ笑みながら、カップに口をつけた。
その視線の先には、この前見せてもらった永都先生とネオの写真があった。
二人が並んで映るその写真は、大切そうにガラスの写真立てに入れて飾られている。

