甘い旋律で狂わせて

「花音の目の前にいるのは?」


「ネオ」


「花音が感じてるのは?」


「ネオ」


「花音が愛してるのは?」


「……ネオだけ」


「そう、いい子だね」



――まるで呪文のように、あなたの名を呼んでいた。