甘い旋律で狂わせて

「キミは今、僕の腕の中にいる」



唇に感じる、ネオの熱


ネオの吐息



「僕を見て。僕だけを感じて」



耳元で囁かれて、まるで洗脳されたように


あたしはネオの瞳を見つめる。


それだけで、吸い込まれていきそうだった。



「花音が今見てるのは?」



ネオの熱を帯びた眼差しが、あたしに問う。



「ネオ」



自然とその名が唇から漏れた。



甘い声が脳に響いて、視線をそらせなかった。