甘い旋律で狂わせて

相変わらずあたしはネオのことを知らないんだな、と思い知らされた。


別に事細かく日々の予定を知りたいと思うわけじゃないけれど。


ネオが、あたしと会わない平日に何をしているのかもよくわからなかった。



ふとした時に軽く聞けばいいんだけど、なぜか聞けなかった。


ネオにはどこか踏み込めない雰囲気があった。




そんなネオにとって、あたしが知っている唯一の友達が玲さんだ。


それ以外に、ネオの交友関係さえも知らない。