甘い旋律で狂わせて

ネオは肌蹴たあたしの上半身を見つめて、顔を歪めた。



「これは……?」



――見られたくなかった。


こんな姿、絶対に見られたくなかったのに。



「花音、かわいそうに」



悠貴がつけた無数の赤い痕を、ネオの細い指がなぞる。


そのたびに、心が痛くてしかたなかった。



「軽蔑したよね」


「するはずない。僕のせいだろう?」



ネオの優しい声に、視界が滲む。