甘い旋律で狂わせて

***

いけないとわかっているのに、人はどうして正しい道を選べないのかな。


これ以上、周りの人を悲しませたくない。

そう、頭ではわかっているつもりなのに……。




いつの間にか、またあたしの足はあの人のもとへ向かっていた。





あの人のこと以外、考えられなかった。



ネオ、会いたい……



そう願う心を、どうやって止めたらいい?



ただ、その一心でネオの部屋の前まで来た。



――だけど