甘い旋律で狂わせて

ふいに聞こえてきた、ピアノの音色



小鳥のさえずりのような

美しい高音ではじまったワルツに



全身が震えた




シンと静まり返った客席


そしてフロアーを華やかに染め上げたその旋律は



この耳に焼き付いて離れない



甘くて切ないあの音色