彼氏依存症



ボーリングも終わり、近くのマクドの駐車場で、次の行き先の会議。




みんな遠慮がちに「どこ行く?」の連発でなかなか決まらず、ちょっとぐだった雰囲気に…






そこで、近くにあるお店のものを私と愛美が言っていくことにした。









愛「カレー!」

駿「カレーの気分ちゃうなあ〜」


愛「ハンバーグ!」

こ「んーそんながっつりでもないかなー」


か「お肉!」

駿、こ「お肉…(笑)」







お互いにあーだこーだ言い合っていた中…







「すき屋!」





一瞬、会話が止まった。





「すき屋か…」

「ええやん。軽めやし。すき屋いっちゃう〜?」







そのときの、クールな駿哉が言った「いっちゃう〜?」というチャラそうでチャラくない言い方に、私と愛美はハマった。



愛美と2人で声を揃えて答える。






「いっちゃう〜!(笑)」








そのまま、近くのすき屋に直行!


「いっちゃう〜?」のノリで、一気に距離が縮まった私たちは、さっきよりも車内での会話も増えていた。








すき屋について、メニューを開く。



そんなにお腹が空いていたわけではなかったため、ミニ盛りを選んだ。




そのときに、近くに辛さの調節がかいてあった。


+1辛〜3辛まである。






辛いものが好きな私は、3辛に挑戦することを決めた。





この選択が、後々、私の運命を大きく変えることになるとは、このとき思ってもいなかった。