彼氏依存症


なんとか冷静を装いながら、この流れを無駄にしないように数分間、文面を必死で考えた。







"うわ、優男(゚д゚)うん、アドレス知らないけどね(笑)もー家忘れたやろ(笑)"






ちょっとアドレス知らないですアピールを入れてみた。



いやらしかったか?

いやらしすぎたか?





もう何度も更新して新しい書き込みを待った。






"めるぼ入れてくれたら送っちゃうよ〜(笑)"






まさかの展開!!!

まさか彼からそんなこと言ってくれるなんて!!!!




すぐに彼のブログへ飛んでメールボックスを探した。



ない。




てゆうか、もしかしたらこの人は軽いのか?


こうやって幾多の女を射止めてきたのか?




私もその中の1人?






そんなことはどうでもよかった。








"どこにあるんだ/(^o^)\"







一瞬で書き込んだ。


すぐに返事がきた。







"顔文字んとこ!"







一瞬で開いてみた。


エラーになった。








"エラーやで(笑)"






(笑)なんかつけてる場合じゃない。



早くしないとこのチャンスがなくなりそうな気がして必死だった。



このへんはもうお互いに数分単位で書き込んでいた。







"俺がするわ(笑)めるぼある?"







…最後にまさかの向こう側からのアクションだった。







"ほんまっ?トップのHPとこ飛んだらあるで(^o^)"





すぐさま返事をして、待った。