3月12日。



午前中から、高校の部活仲間と集まって、その中の1人の誕生日会をした。



その仲良し集まりの名前は、"栄光の架橋"。


人数は8人。





その集まりの時に、彼女たちにも自分の心境を伝え、話を聞いてもらうと、きゃーきゃー言いながら、みんな背中を押してくれた。







その日の夜は、また愛美と約束。



どうも今度は年上の3人組から誘われたらしい。



愛美に相談され、あんな可愛い子1人では行かせられないと、私もボディーガードでついていくことにした。





愛美の家で待っている間も、


「彼が忘れられへんー!!」


の連発だった。






どうにかして、ブログを探しだそうと2人で詮索した。





しかし見つからず、諦めかけていたその時…








「…だれ〜?………かなみぃっ!!!!!」






愛美が携帯を見ながら大声をあげた。



びっくりして愛美を見ると、愛美はこちらに身を乗り出しながらわたわたと声をあげる。






「申請っ!!!!!しゅんやくんや!!!!!」


「ええっ!!!!!」