その目、その声。




それからは、会議中にも関わらず私と千駿に交互で向けられている視線が痛すぎて吐きそうだった。

なのに千駿の奴は私と目が合う度に意地悪く笑ってくるから、私は必死に震える拳を抑えた。暴力は、やばい(前殴った後の小さき戦争は忘れもしない。)



――会議が終わり、うなだれる私の頭にポンッと何かが乗せられた。


「おつかれ。」

「武居く「お疲れ真子。」



………。

嗚呼、来ましたよ悪魔が。その甘い顔の下はきっと真っ黒でグロテスクなんだろうね。


上げた顔は、隣に座る武居くんから私の背後に立つ男へ向け。緩んでいた瞳は一気につり上がる。

男は、私の頭に肘をついてくるから「重い!」と払いのけた。



「あんた、ふざけないでよ!!」

「何が?」

しらを切る千駿に、私の怒りは爆発した。