その目、その声。




「…不法侵入者、発見。」

「違うよー。俺は真子ちゃんの保護者として来てんだよ?」

「……ああ、そう言えば今日は三者懇談でしたね。」

「おいおい、自分のことでしょ。」



―――何が愉しいのか、ニヤニヤと笑い私を見下ろす男から視線を逸らし、そうだったなーとまた他人事のように思う。


今日も質の良さそうなスーツに、男にしては痩身な体を包む彼は一応学校では私の゙保護者゙として通っている。



目鼻立ちが整っているせいか、初めて彼が学校に来たときは同級生に酷く騒がれた。

先生まで頬を赤らめていて、解せないというのが私の心情。




と。

「てか、真子ちゃん今日はイメチェン?」



いきなりそんな事を言われ、私は首を傾げる。


イメチェンとは、別にそんなことをした覚えがなくて、さらに眉根を寄せた私に彼はズイっと距離を詰めてきた。