その目、その声。





鬼畜キャラのつもりなのか?馬鹿言え、あんなん言葉の暴力だ!苛めだ!


こうして世界の中心に奴は立っている。周りの者を平伏させ、自分に従順な人間を作るため飴と鞭を使い分ける。




……だけど!

こいつの場合、私に対する鞭(言動)が暴力的すぎるのだ。


それはどう考えても、私のことを好きという結論には結び付けることが出来ない。



でも、その御陰で。まだ私は千駿に対する自分の答えを出し切らなくてもいいのかもしれない。




「…カエレ。」

「何人?」

「……、」



ケタケタと何が愉しいのか普段あまり見せない笑顔を浮かべながら、今度こそ千駿は自分の教室へと帰っていった。


……悪魔は、いるんですよ。