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「…お前ら…説明してもらおうか…」
「…いや…あの…
…これは…」
額に青筋を浮かべる土方に必死に言い訳を考える原田。
斉藤の冷たい視線に背筋が凍る。
「…ぃや…あの…蛍が「言い訳ですかー?」」
原田の必死な言い訳を遮ったのは
殺気を帯びた視線を送る沖田くん。
「お、おいおい…総司も斉藤もそんなに怒んなって!言い訳とかじゃ『えへへ~なんか暑いよ~平助!脱がせて~』」
蛍のこの一言によって室内の空気が凍りついた。
―カチャッ…
―ブチッ
「あっ…あの…すいませんでした!!!」
沈黙を破ったのは沖田と斉藤が刀を抜く音。
そして土方の何かが切れた音だった。

