貧乏お嬢様と執事君!



「はっはいなんでしょう………」


「騒ぎを起こしたら何があろうともクビ、って」


その言葉に、さぁーと血色を悪くする鷹司に容赦なく次の言葉が突き刺さる。


「というわけでまぁ。クビです」


そっそんなぁ店長ーーー!と追いすがる鷹司の隣で、カイトはただあわてておろおろしていた。