貧乏お嬢様と執事君!



だが、あんなにサービスたっぷりに笑顔を振りまくのはどうだろうか。


見た目がいい鷹司に変な気を起こす輩がいないといいが。


いつ気づいても親友のことを考えている自分に、苦笑する。


そろそろ鷹司もアガリのようだ。


だったら一緒に帰ろう。それぐらいならいいだろう。


夜道は危ないし。


私が守らないで、あのかわいい姫はだれが守るのか。


ナイトのような気分に陥る自分に軽く引いて立ち上がる。


鷹司も反省してるだろうし、怒ってないと伝えてやってもいいかな。


と、言ってやろうとしたとき