貧乏お嬢様と執事君!



勝利品といくらかの食材をレジ袋に詰め、カイトはうきうき気分で帰路についた。


「いいおばさんだったな~また会ったら深くお礼を申しあげなければ」


のちの主婦の悲鳴に気づくことなくぬけぬけと彼は言った。


泥棒が本気になれば一発ピッキングできるカギをこじ開け、カイトは誰もいない家に向かって


「ただいま帰りましたー」


と見えぬ誰かに言った。


きれいに磨かれたクツをぴっしりそろえ、台所へ直行。


冷蔵庫に戦利品を入れたら第一ミッションは終了だ。


次は洗濯物だ。


カイトは脱衣所と洗面所が一緒になっている部屋へと移動した。