貧乏お嬢様と執事君!



しかし、近所のおばさんたちは驚かず


「あらぁカイト君。バーゲンかしら?」


「ええ!そうです」


「がんばってね~」


「ありがとうございます!」


のんきにそんな会話を交わすところである。


カイト君ファンのおばさまは頬を年甲斐もなく赤く染めて、ひそひそとファンクラブ同盟の仲間と話し合いをしている。


「いいわねぇ今日のカイト君も」


「またおすそわけしてあげましょう」


カイトの人気の秘密は幼い顔にもあるのだが、作った漬物やおすそ分けをくれた時の


「あっありがとうございます!助かります!」


その時の涙ぐみながらの笑顔にきゅんっと母性反応をくすぐられたものが多い。