貧乏お嬢様と執事君!



古い振り子時計をふと見上げるともう10時を過ぎたところだ。


カイトはハッと顔を引き締めた。


「しまった………!今日は近くの丸元スーパーで半額セールの日!」


このチャンスを見過ごすわけにはいかない!


カイトは時計を気にしつつ、ほどけた黒財布を仕立てたばかりのダークズボンに突っ込む。


そしてボルトも目を見張るスピードで住宅街をかけ始めた。


住宅街を全力疾走で走る執事。


ミステリアスな光景である。