「カイト?何を考えているの?」
「あっお食事はいつ準備に行ったらいいのかと………」
「そんなことほかのメイドや執事にやらせておきなさい」
由姫華は瞬きをしながらカイトの奇怪な行動を止めた。
カイトは「しかし………」と目を細めていた。
明らかに渋っている。
「いい?貴方は貴方の役割があるの。貴方は私の相手をすればいいのよ」
紅茶とお茶菓子をつまみながら由姫華は命令口調でいった。
手入れが行き届いた庭を観賞しながら茶を飲んでいると、突然カイトがそわそわしだした。
言いだそうとしているがあと一歩発言する勇気が持てない小学生のようだった。
由姫華はきっかけを作ってやり、カイトの言い分に耳を貸した。
それが「お食事の用意」だというのだ。


