「なっなんでカイトを?あんなにいい執事を沙良につけるの!」 「いい執事だからだ。世の中物騒だからのぉ」 「だからってカイトじゃないくてもいいじゃない!」 「沙良とお前をよく見てくれた執事だ。あいつにしかまかせれん」 「それだから………!」 由姫華は激しい頭痛の襲われた。 あのカイトが、自分のもとからいなくなると考えただけで涙の洪水が起こせそうだった。 きっと沙良を睨み、細い眼を引っ張られているように釣り上げた由姫華は 「いやよ!私は反対だから!」