貧乏お嬢様と執事君!



「ほっほらお嬢様!中には男の人はいませんよ!」


「私と一緒だったら大丈夫だって!カップルに見えるかもしれないし!」


「そっそそそそんな大それたことを………!」


「なに?私とカップルに見られるのがいやなの?」


「滅相もございません!………あっいや本気でそう見られたらうれしいのですが!」


ファンシーなネオンを放つ店内に、入ろうとする鷹司に必死に抵抗したカイトだったが


「………行きたくないの?」


大きな瞳を潤ませて、見上げてくる鷹司にやがて肩を落とした。