貧乏お嬢様と執事君!



「こっここは………!」


男のカイトには縁のない場所、アクセサリーやぬいぐるみ、可愛い服などを取り扱ってる専門店だ。


カイトはぶるりと震えた。


寒さだけではないようだ。


「なんか可愛いねー。ここ行ってみない?」


そんなカイトの戦慄をスルーし、鷹司は目を躍らせた。


「おっお嬢様!そっそのここは女性が好むお店でして………!」


「えー?私女性だよ?」


もっともなこと言い、鷹司はカイトの腕をつかんだ。逃げられないようにするためか!とカイトは恐怖に体を震わせた。


成人男性が入る店ではない。女性と一緒でも嫌なものは嫌なのだ。


カイトが執事である前に立派な成人男性ということを、鷹司は忘れているようだ。