「………は?クリスマスパーティーでございますか」
「そうよ」
お迎えに来たカイトの第一声はそれだった。
校門の前で優雅に腰に手を当てている椿野は、説明を付け加えた。
「私の家で催されるパーティーに、沙良をつれてってもいいわよね?」
「それはかまいませんが………」
カイトは乗り気ではない顔で口を濁した。
お嬢様と二人っきりの甘いホワイトクリスマスを期待したいたのだろう。
しかしそこは執事。
「プレゼントが必要ですね………ああ、生活費が」
「プレゼントなんて適当でいいわよ」
沙良にもらったものは百均のものでも最高級品だから、当たり前のように彼女は言った。


