「いうべき言葉………」 井筒が右方向に首を傾けた。 それを狙ったように、さっき井筒の首があったところにカイトは強くブロック塀に張り手をした。 逃げられないように肩腕だけで囲まれた井筒は、恐怖の悲鳴を上げる。 「お分かりになられていると思いますが………」 やさしい笑みを崩さず、優しくカイトは言い聞かせるように続けた。 「このことは機密でお願いいたします。もし他の方に言ってしまったならば………」 裏のある微笑みを浮かべ 「………無事に今まで通り学園生活が送れるとは思えないでいただきたい」