貧乏お嬢様と執事君!



友人の非礼を詫びる鷹司に、きゅんっと胸を締め付けているとやや雑にちゃぶ台の上にセンベイがおかれた。


ついまた井筒はビクッと体を震わした。


「どうぞお客様」


ニコリと至近距離で微笑みかけてくるカイトを、皿が割れるほど強くちゃう舞台に置いたとは思えない。


あれ?と思いながらセンベイに手をかける。


湿っている塩煎餅をかじりながら、正面で同じものを口にしてる鷹司を盗み見る。


オレンジのジャージまでをも着こなす鷹司のスタイルの良さに感興しつつ、井筒は思考回路を働かせた。


ここはほんとに鷹司の家なのか?という議題についてだ。