それがとても幸せだった。 体以上に、心が繋がってるって強く思えるから。 『は…な。お前のこと…俺、愛してっから……。』 『あっ……う、ん。』 あたしはもう…仁から離れないよ。 ずっとこうして一緒にいたいって、思ってる。 ずっと、仁の側にいたいって。 -- 朝。----- 仁よりも先に目覚めたあたしは、仁を起こさないように静かに朝ご飯を用意して、バイトへと出かけた。