「お!瑞希はよっ!」


『将平くん、おはよ~』



中野 将平

私と莉子と将平くんは
幼稚園からの幼馴染み。


男子とはあまり話さない私が
唯一、話す人かなぁ。


ちなみに同じクラス



日差しが当たってて
いつもより髪の茶色が
増して見える。



「今日、来るの早いじゃん!」


『そうそう、いつもより
早く起きちゃったから』


「そっか~おあっ!!!
遠山―ッ!!早く!!」



どきっ…!

心臓が飛び上がる


後ろを振り返ると