作業が終わった頃には
外も薄暗くなっていた。
「うわ、藤井ごめん。
送っていくよ。」
『…えぇ!!??いいよ!!!』
「いや、手伝わせたし、
それに最近、ここら辺
不審者多いらしいから…」
い、いいのかなぁ…
お言葉に甘えて……。
2人で並んで歩く。
遠山くんが話題を
色々と出してくれるお陰で
会話が続く。
『あ、この角曲がって
すぐだから…ここで…』
「そっか、じゃあまた明日」
『うん!ありがと…!
また明日…!!』
明日またお礼言おう。
最近少しずつだけど…
仲良くなれてる気がする…
気がするだけだけど。
それでも前より随分と
前進してるわけで。
遠山くんと居る、何だか
穏やかな時間がとても
心地よいと感じた。

