瞬二は、あたしのお母さんの料理が、昔から大好き。 「マジで!?それを早く言えよ」 って言いながら、ベッドから飛び降りた。 何よ。あたしの存在は、お母さんの料理に負けてるっていうの? そんな露骨に、喜ばなくたって。 「何、ふてくされてんだよ?」 「別に。じゃあ、あたし帰るから」 「あ、待てよ雫。やろうぜ。ままごと」