あいつは、あたしを好きなはず!!



「それで、オレが“あ~ん”させて、雫に食べさせるんだよな?」



「そ、そうだったけ?」


話さなきゃ良かった。


あんまり、いい思い出じゃないかも…。


「ところでさ、お前何しに来たの?」



話しをそらす様に、瞬二は言った。



「あっ、そうだ。お母さんから、ご飯預かってたんだ」