今まで、当たり前の様に、二人きりで部屋にいたじゃん。 たわいのない話しをしながら、笑ってたのに…。 あたしは、いつもみたいに、瞬二の隣に座った。 「ねえ、何で、離れようとするのよ?」 「お前が引っ付いてくるから!」 そんなに嫌がるほど、亜美ちゃんが好きなわけ!? 「瞬二ってさ、本当に亜美ちゃんが好きなの?」