あいつは、あたしを好きなはず!!



は?


彼女…?



「まさか瞬二、好きな子いる?」



それは、あたしだよね?

分かってるけど、わざとカマかけてみたり。



こういう時こそ、告白のチャンスでしょ?


ほら、告って!



だけど、瞬二から出た言葉は、意外なものだった。



「いるよ。一年の子」