あいつは、あたしを好きなはず!!



な~んか、最近の瞬二は、ボーッとしてる事が多いんだよね。



歩幅だって、前は合わせてくれてたのに。



「ねえ、どっか寄ってかない?」



いつもみたいに、瞬二の腕に掴まった時だった。


「触るなよ!」


突然、怒った様に、そう言われてしまった。