おもいでぽけっと

この街を離れる時は泣かない。

そう決めてたけど…


2回も泣いた。


理音…

あたしこそありがとう!



あたし、後悔しないからね。



行ってきます――



そう小さくつぶやいて


虎太郎の家に向かい





あたしの想いがつまった手紙を



虎太郎の家のポストに入れた。




虎太郎、ばいばい━



あたしは告白をなにもなかったかのように心のポケットにしまった。