凄く嬉しかった。

「熱下がった?」

「まだ少し。でも、もう大丈夫」

「ゆっくり休めよ」

「ありがと」

「早く治さないと勉強遅れるぞ」

「大丈夫!」

「その根拠はどこから来るんだ…」

「修杜が教えてくれるから大丈夫!」

「俺ばっかに頼るなよ」

「修杜頭いいから大丈夫」

「俺も一応、入院してたんだぞ…」

「そっか!修杜は将来どうするの?」

「俺は、医者になって理帆を助けるよ」

「え…」

二人は、顔を真っ赤にした。

「なんか照れちゃう」

「だな…」