こんな私でいいのかな…

(理帆目線)

目が覚めると上は真っ白だった。

これが天国なんだな。

そう思っていた。

そしたら「理帆ちゃん」と言う声が聞こえた。

先生の声だった。

横を見ると修杜と先生が居た。

まだ死んでいなかった。

「理帆ちゃん、入院してもらうからね」

もう抵抗する気になれなかった。

修杜が心配そうに見ていた。

「修杜、また発作起こしてごめんね」

「俺こそ薬なくてごめん…」

しばらく静まった。

「修杜ゎもう遅いから帰りなさい」

そう言われ帰った。

時計を見ると9時だった。

遅い時間まで待っててくれて嬉しかった。

早く治そうと私は決めた。