絶対に琉稀斗を離したくなんかない。 琉稀斗とお腹の中の赤ちゃんは私が 守らなきゃいけない。 私は再びメールを返した。 『どうして怒ってるのかしらないけど 絶対に赤ちゃんをおろさない。 そして、絶対に琉稀斗をはなさない。 どんなに脅したって平気だょ。』 平気なはずがない。 不安で不安でたまらない。