「だから、結美が。」 「ぇ…。」 「ビックリした?ごめんね。 でも今いった事は嘘じゃない。 本当だよ。別れてもいぃ。 ママと相談して産むことにした。 琉稀には迷惑かけないから。 でも、赤ちゃんは絶対に産む。」 「別れやんよ。だれが別れるって 言うた?俺も協力するから。」 「ありがと。」 我慢してた涙が急に溢れだした。 止まらないぐらいずっと泣いた。 泣いてる私を電話ごしで優しく 包んでくれた。