『愛美…もう終りにしよう』 Yシャツのボタンをはめながら、その男は言い放った。 その男とは、4年間私を囲っていた人。 『マンションはそのまま使ってくれればいいから』 手切れ金の代わりだとでも言いたいのか、 私の為に用意してくれたマンションは完全に私の物になった。 『じゃあ、元気で…さようなら』 悲しくも何とも無かった。 4年間、この男にただ抱かれるだけの毎日だった。 そこに愛なんてない。 あるのは、ただお金だけ。